熱中症に注意してください
連日、猛暑が続いており、熱中症対策が必要な時期となりました。
熱中症予防情報サイト
熱中症とは体温の上昇やめまい、けいれん 、頭痛など暑い環境で生じる健康障害の総称です。
体温が上昇することで体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなることで引き起こされます。
症状が深刻なときは命に関わることもあるので、異常があれば早めに休んだり、病院を受診しましょう。
当院では熱中症の方には急速輸液を行い、脱水症状に対応することができます。
Tel: 072-492-1470
よくある熱中症の症状
- 頭痛
- 吐き気
- めまいがする
- 唇がしびれる
- 大量の汗をかく
- 脈がいつもより早い
- 顔のほてり、赤くなっている
- 呼吸が難しい、過呼吸になっている
- 体温がいつもより高い、熱がこもっている感じがする
頭痛やめまいを感じた時の対処法
安全で涼しいところへ移動させましょう
クーラーの効いた室内や、車内、屋外であれば風通しのよい日かげなど、安全で涼しいところに移動しましょう。このとき、自分の足で歩ける状態でもめまいや立ちくらみ、一時的な失神によるふらつき・転倒に注意しましょう。
体を冷やしましょう
衣服をゆるめて、風通しを良くし、体の熱を逃がしましょう。
まずは体表面にでている顔、両腕、足などを水で冷やすと良いでしょう。冷やす際には、保冷剤やペットボトルなどにタオルやハンカチを巻き、体表近くを走る静脈(太い血管)の通る首筋やわきの下などを冷やすのが効果的です。
水分補給を行いましょう
スポーツドリンクや0.1~0.2%の濃度の食塩水(1ℓの水に対して1~2gの食塩を加えたもの)などを自分で飲んでもらい、体内から失われた水分・塩分を補います。自分でうまく飲めない場合や、嘔吐や吐き気などがあって水分補給に適さない場合は、点滴が必要なので早急に受診しましょう。