胃カメラ
胃カメラGastroscopy
わが国では、年間約12万人が新たに胃がんと診断されています。
胃がんの死亡原因は第3位であり、特に男性で第2位となっています。
日本は以前からピロリ菌に感染している方が多かったため、欧米と比較して胃がんが多い国です。
(がん情報サービスより)
こんな症状がある方は、胃カメラをお勧めします。
胃潰瘍;腹痛、黒色便(便が黒っぽい)、貧血
胃がん;胃潰瘍が母地になる可能性があります。
ピロリ菌;日本は歴史的にピロリ菌が陽性の方が多いです。
胃内にピロリ菌がいると胃潰瘍、胃がんの原因になります。
ピロリ菌の検査には採血や呼気検査などがあります。
ピロリ菌は1週間の内服だけで除菌が可能です。
胃カメラで見つかる病気Disease
・慢性胃炎
・胃ポリープ
・胃潰瘍
・胃がん
特に胃がんは胃カメラでないと早期に発見することは難しいです。
早期に発見できれば胃癌は治る病気でもあります。
日本は欧米と比較すると、胃がんが多いです。
症状がなくても積極的に胃カメラを受けるようにしましょう。
胃カメラのメリットMerit
胃カメラは腹痛症状の原因をよく調べたり、胃がんの早期発見のために非常に有用な検査です。
当院では胃カメラは希望があれば麻酔を使った(鎮静)状態で検査をすることができますので、眠っている間に検査が終了し、非常に楽です。
胃カメラが苦手な方でも鎮静した状態での検査で苦痛なく検査することができます。
検査後も、すぐに帰宅することが可能です。
送迎も対応できますので、お気軽にご相談下さい。
【検査の流れ】
検査前日
夕食は軽めにしていただき、22時以降は絶食でお願いします。
水分(お茶やお水などの透明な飲料水)は、検査当日の1時間前まで可能です。
検査当日
内服薬は、朝食分を中止して下さい。
前処置の流れ
STEP1 胃の泡を消すお薬を飲んでいただきます。
胃の中の泡を取りのぞき、胃の壁をきれいにするために、消泡剤(やや苦目の白い液体です)を飲みます。
STEP2 口腔内にスプレーをします。
出血しにくくするだけではなく、とおりもよくするために行います。
スプレーは風がシュッと入るような感じで、痛みはありません。
STEP3
口腔の痛みが抑えられ、内視鏡の通過がスムーズになります。
(実際はウトウトされているため、ほとんどわからないうちにさせていただきます。)胃カメラの開始です。
眠っている間に検査を行い、苦痛はありません。
検査終了後、点滴室で休憩して頂きます。
その後、検査結果の画像を参照し説明させていただきます。
当院では平日だけでなく、土曜日も対応可能です。