髄膜炎菌ワクチンについて
当院は髄膜炎菌ワクチンの接種を行っています。
事前に発注が必要なので、接種を検討されている方や詳しく話を聞きたい方はお電話ください。
Tel: 072-492-1470

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■髄膜炎菌感染症について
髄膜炎菌は侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)という致死的感染症を起こします。 50%は突然の発熱や頭痛、頸部硬直といった髄膜炎で、20%は敗血症で発症します。 死亡率は10%です。 2011年には宮崎県の高校生が早朝の頭痛で入院となり、夕方に死亡した例があります。
■流行地域
・アフリカ大陸サハラ以南の”髄膜炎ベルト”やメッカ巡礼者の間で発生率が高く、 サウジアラビアでは巡礼入国のためにワクチン接種が必須です。 ・米国では高校入学や大学生が入寮する際に、ワクチン接種が推奨されています。 ・米国に留学する場合は、接種を要求される可能性があります。
■感染経路 くしゃみや咳など飛沫感染でヒトからヒトに感染します。
■診断と治療
・早期の診断と治療開始が重要です。髄液や血液から髄膜炎菌を検出して診断します。 ・致死的疾患であり、可能な限り早期に抗菌薬を開始します。
■予防方法 ワクチンを接種する。
■ワクチン接種対象者
・アフリカや中近東への渡航、特に乾期に現地住民と長期間接触する可能性のある人。 ・海外留学や海外赴任する予定で、多国籍の人と接する機会が増える人。
💉 髄膜炎菌ワクチンを受けるべき人 💉
- 🌍 中央アフリカおよび中近東の地域を訪問する人
- 🎓 海外留学を予定している人
- 🏠 寮生活、集団生活を送る人
⚠ アフリカのサハラ砂漠より南の国々は「髄膜炎ベルト」と呼ばれています。
この地域に旅行する場合は、ワクチン接種が勧奨されています。
