大阪府泉南郡岬町の診療所 | 内科 | 市川クリニック

医療法人 市川クリニック

糖尿病

糖尿病の特徴

features

国内の糖尿病患者数は約950万人と推定されています(2012年国民健康・栄養調査)。
糖尿病は自覚症状が少なく、治療を受けていない人が大勢います。
気づかないうちに全身にさまざまな障害を起こすのがこの病気の特徴です。

糖尿病の症状

Symptom

糖尿病の症状は気づきにくく、少し血糖値が高いくらいでは全く症状のない人がほとんどです。
高血糖がひどくなると初めて、のどが渇く、尿量が多い、トイレが近くなる、体がかゆい、傷が治りにくい、足がつる、疲れやすい、物覚えが悪い、集中できない、眠い、空腹感が強い、といった症状が現れます。
ひどい高血糖になると、糖尿病性昏睡に陥ることがあります。

血糖値と低血糖の症状

  • 血糖値60mg/dL以下
    あくび
    空腹感
    イライラ
    吐き気
  • 血糖値50~30mg/dL
    冷や汗
    手のふるえ
    動悸
    けいれん
  • 血糖値20mg/dL以下
    低血糖昏睡

糖尿病の治療

Treatment

糖尿病の治療の目的は、合併症の発症・進行を予防することにあります。
HbA1cを測定することで、過去102ヶ月の血糖の変動がわかります。
血糖コントロールのためには、食事療法、運動療法、薬物療法の三つがあります。

食事療法
糖尿病の治療の基本は食事療法です。
過度な減量は危険ですが、バランスの取れた適切なエネルギー摂取が血糖コントロールのためには重要です。
食事が乱れていれば、薬物療法の効果は著しく低下します。
食事療法は糖尿病治療の根幹となる治療法です。
病院で栄養士から指導を受けたり、講習会に参加するなどして、栄養バランスのとれた食事の仕方を覚える方法があります。
「糖尿病食事療法のための食品交換表」を利用します。
最近では、カロリー計算された食事・食材の宅配、栄養計算が簡単にできるPCやスマートフォンのソフトなどが出ています。
運動療法
運動することによりカロリーを消費すると血糖値は下がります。
また、インスリン感受性が高くなり、血糖が下がりやすくなります。
また、皮下脂肪が減り、骨格筋が増え、生活の活動性が高まり、好循環がもたらされます。
運動の種類は、歩行運動のように無理なく行える運動が良いでしょう。
急に激しい運動をするのではなく、できるだけ毎日、少しずつ運動量を増やして下さい。
薬物療法
食事療法と運動療法だけではコントロールがうまくできない時、薬物療法を追加します。
最近では、内服薬も色々な種類があり、個々人に最適な薬を選択します。
また、インスリンなどを自己注射する方法があります。
どの薬物療法をいつから始めるかは、患者さんそれぞれに応じて判断します。